一般土木の積算ソフトを選ぶときの目安として、3つの目安があります。
- 使いやすさ
- 価格
- 落札できるか
この3つが大きな部分で積算ソフトが選ばれる理由でもあります。
そして、お問い合わせでも多いのが3番目の落札できるかと言う部分です。
気になる部分ですが、まずは1つ1つ解説させていただきたいと思います。
積算ソフトの使いやすさ

一般土木の積算ソフトを選ぶ時の3つの目安 (出典:写真AC)
今まで使っていた積算ソフトがあれば、もちろんその積算ソフトが使いやすいです。
その理由は簡単で、「使い慣れているから」
これにつきます。
ぼくのところにお問い合わせがくるお客さんの多くは、今まで在籍していた会社で大手の積算ソフトを使っていた。
独立して同じ積算ソフトを使おうと思って問い合わせてみた。
このような方が多いです。
更新時期になり乗り換えで積算ソフトを替える方も多いです。
使い勝手など聞いてみると・・・
「慣れるまでの辛抱かな」
「慣れたら今ではこちらの積算ソフトのほうが使いやすい」
ということが多いです。
積算ソフトの価格
一般土木の積算ソフトの価格はIT導入補助金制度が適用される80万円以上が多いです。
大手の高額なソフトでは数百万円する場合もあります。
また、こちらのラクトリでおすすめしている積算ソフトは月計算で1万円(税抜き)の積算ソフトなどを推しています。
ここ価格の差は??
安いものは使えないのでは?
と思うかもしれませんが、これは歩掛りなどの量により価格に反映されていると考えて貰えればわかりやすいです。
なので、価格の安い一般土木積算ソフト=歩掛が必要最低限入っていると思ってください。
参考までに、トンネル工事や空港工事などがある場合、価格の安い積算ソフトでは対応できません。
積算ソフトによって落札できる?
積算ソフトを導入する理由は、最低価格をスレスレにして落札することが目的だと思います。
つまりは落札できなければ意味がない部分がありますよね。
積算ソフトが変わったから落札できなくなる。
価格が安い積算ソフトが落札できないわけではないということです。
積算ソフトの最低制限価格が合わない場合
「積算の最低制限価格が大きくずれるのはどうやって修正していけば良いのか?」
このような質問をいただくことがあります。
多くの場合、ちょっとしたミスが原因だったりします。
たとえば、年度をまたいで積算をしているときなど、古い年度で積算をしてしまっているなどのケースです。
歩掛などが年度更新で変わっていることが原因でこのようなことが起きる場合があります。
また、わからないことがあったときに、自己流で行ってしまう場合にも最低制限価格が引き出せないことがあります。
最低制限価格が正確に引き出せない場合の対処方法
最低制限価格が引き出せない場合などに、有力になるのが、積算ソフトのサポートです。
特に積算ソフトの取扱がなれていない人にとってサポートがあるのとないのとでは明らかに違います。
なので、サポートのよい積算ソフトメーカーを選ぶことが、
入札を取る上で最もと言ってよいほど重要です。
それでも、必ず落札できるものではありません。
あとは地区の癖とでもいうのでしょうか。
その部分を把握していって、積算をする方の精度を上げていくことで最低制限価格により近づけることになります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、一般土木の積算ソフトを選ぶ時の3つの目安ということで解説をさせていただきました。
3つの目安としては・・・
- 使いやすさ
- 価格
- 落札できるか
こちらでしたね。
この3つを兼ね備えているメーカーはありませんが、年々積算ソフトの「やれること」も増えてきています。
今後の進化にも注目していきたいですね。
あなたが積算ソフトを選ぶときの参考にしていただければうれしいです。
その中でも「ラクトリ」がおすすめするのが、積算ソフト頂です。
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