ハウスクリーニングの開業してから悩むことのひとつ、ワックスがけについて解説していきたいと思います。
ハウスクリーニングの中で、ワックスがけは簡単に思えるものですが、あまり知識がないとワックスがけは仕上げ作業に当たるので、部屋全体がとても汚く見えるものです。
なので、できる限りワックスがけを綺麗にかけられるようになっていただきたいと思います。
開業したら覚えたいワックスがけの基本
ワックスがけの基本は床の方向に合わせるということです。フローリングにワックスがけをすることがほとんどだと思いますが、床の方向と違う方向にワックスがけをしたり、斜めにワックスがけをするとそのまま床にあとが残り、汚く見えます。
なので、床の線と言えば良いのでしょうか。板が流れている方向へワックスがけをしましょう。
また、ワックスがけを行う前の床の掃除もとても仕上がりを変えます。
ワックスがけの前行程としては、4つです。
- 大きなゴミをとる
- 床に付着した髪の毛や固まりをとる
- 水拭きをする
- 乾拭きをする
これを行うと全く仕上がりが変わります。
冬のワックスがけ
冬はワックスがけを行うとなかなか乾きません。乾くまでに時間がかかるので、でいる限り、部屋ごとにワックスを済ませていきます。
ワックスがけをした部屋には入らないように仕上げていきます。
なので、その部屋の片付けを全て終わらせてからワックスがけをしていくと良いです。
また、急いでいる時などは送風機などを使うと良いです。
送風機とは扇風機のようなものです。代用で扇風機などでもよいでしょう。
送風機を使う時の注意点としては、風によって小さなゴミなどがワックスの上に付着することがあります。
なので、できる限り使わないことが理想です。
こまめに部屋で区切りができるのであれば、うまく部屋ごとにまとめて仕上げていくことが理想です。
夏のワックスがけ
夏のワックスがけは、非常に早く乾きます。なので、いつもよりも少しワックスを多めにすると、ワックスがけをしていない部分が出なくて済みます。
それでもワックスが多すぎると乾燥してからムラになる場合も少なくありません。
乾燥には十分注意してワックスがけをしていくようにしましょう。
部屋のワックスがけでの注意点
部屋をワックスがけするときに、注意して欲しいのは、一番出入口から遠い場所からスタートすることです。
出入口付近からワックスがけをしていくと、最後は出入口から遠い場所になるため、部屋から出れなくなります。
なので、できる限り、出入口から遠いところからスタートして、最後に出入口付近をワックスがけすることをおすすめします。
また、四角い部屋であれば良いのですが、形が複雑な場合、ワックスがけをして、隔離されてしまわないように、離れた場所から出口に向かいワックスがけをしていくことをおすすめします。
まとめ
基本的なことかもしれませんが、ハウスクリーニングを仕事として行うときに、今回の記事にしたことをできていないハウスクリーニング業者さんもたくさんいました。
例えば、床掃除もしないで、ワックスをかけてしまうハウスクリーニング業者さんやホコリやゴミが乗っていてもそのままワックスがけをしてしまうハウスクリーニング業者さんもいます。
ワックスがけまでくるまで、丁寧にハウスクリーニングをしていたとしても、ワックスがけがよく無いだけで全体のダメ出しがくることも少なくありません。
なので、仕上げの部分にあたるワックスがけをしっかりと行いたいものですね。
最後までありがとうございました。
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