キッチンコンロの清掃
キッチンコンロの清掃も基本は油汚れです。
グリラーの希釈したものと、お湯で油のこびり付きを緩めて落としていきましょう。
取り外せる部分はある程度外すと仕上がりが綺麗になります。
*分解して分からなくならないように写メをとっておくと便利です。
希釈する割合ですが、ぼくの場合は水70%程度でグリラーが30%くらいです。
汚れがひどい時には、お湯を湧かしてグリラーの原液をいれて付け置きしておくと楽です。付け置きはバケツでもなんでも構いません。
塗装などしてあるものがあるので、様子をみながら掃除をしていくのがいいでしょう。
油汚れのポイント
油汚れで重要なのは、
- お湯を使う事
- グリラーを使う事。
この2つだけです。
この2つが出来れば、大抵の油汚れが落とせるようになります。
空室クリーニングなどの場合には、お湯が使えないことも多いです。
その場合には、ポットでお湯を沸かしたり、投げ込み式ヒーターを使用してみると良いでしょう。
簡易的なものもありますが、サーモスタット付きのものを使った方が、温度をキープできます。
油汚れに適温は60度前後が程よいと言われています。
それ以上温度が高くなると、グリラーの効果も薄れてしまうので、サーモスタット機能があるものはとても重宝します。
もし、サーモスタット機能が無い物を使う場合には、バケツが溶けて、穴があいてしまうこともありますので、充分注意してください。
最後にシンクまわりの清掃です。
シンクは既にキズがついているとその部分のキズを取るには研磨しかありません。
そして、その研磨をするには、全体的な研磨が必要になります。
そして、研磨の部分を取り上げて、ここまで綺麗になりますよー!!って言っている業者さんも多いですが、そこまでの需要はないので、無駄な時間を使わないように、まずはハウスクリーニング本来の仕事を行なってください。
ハウスクリーニング本来の仕事とは、キズを修復することではなくて、汚れを落とす事です。
なので、完璧に汚れを落とせるようになってから習得するのは、よいと思いますが、まずは基本をしっかりと覚えてほしいとぼくは思います。
キッチンシンクの汚れの種類
キッチンシンクに多い汚れは、
- カビ
- 水垢
です。
カビはプラスティックの部分に生えやすいです。
また水あかはシンクにはどこにでも発生します。
ピンク色のよごれや、白くくすんだよごれが、水垢になります。
基本的にブラシやスポンジでおちると思いますが、落ちなければ、ここでもグリラーの希釈したもので、軽く落とせます。
そして、カビ汚れです。
排水口付近でのカビが発生しています。
ここでは次亜塩素酸を使用します。
スプレイヤーにいれた、次亜塩素酸ナトリウムを希釈してプラスティックの部分にスプレーして放置してください。
シンクのステンレスにかかったら軽く拭いておく方が無難でしょう。
希釈しているので、そこまで酷い変色にはならないですが、ぼくは時間短縮のために原液をスプレーするのですが、初期に空室清掃をしたときに非常に危険な思いをしたことがあります。
きをつけておきましょう。
キッチンの戸棚などの清掃
空室清掃では必須ですが、在宅のお客様の場合には、片すのが面倒だから棚のなかは清掃しないで良い。という人も居ます。
基本、たなの清掃は可能な限り、水拭き乾拭きです。
が、始めに細かいゴミは掃除機等で取っておくと、仕上がりが変わります。
ここでもそういった気遣いをして欲しいです。
また、在宅で棚の中はやらなくて良い。なんて言われたからといって、棚の外側をやらない人もいます。
棚の外側は意外に汚れています。
気にしているお客さんも多いので、棚のなかの清掃のある、なしに関わらず、必ず綺麗にしていきましょう。
以上がキッチンの清掃になります。
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