洗剤の種類は大きくわけて3つあります。
- 酸性洗剤
- 中性洗剤
- アルカリ性洗剤
この3つです。
⇒ 【掃除屋】のアルカリ性洗剤の種類と使い方【プロの口コミ評価】
今回は酸性洗剤について解説をしていきます。
酸性洗剤の役割
酸性洗剤は石化した汚れを和らげる役割があります。
カルキ汚れにも酸性洗剤!
尿石にも酸性洗剤!
ここでアルカリ性洗剤を使ってもあまり落とせないという事になります。
洗剤の種類を間違って使用していると・・・
『なんだよ!この洗剤ぜんぜん汚れ落ちないじゃん!!』
となりますが、実は洗剤の使い方が間違っている事になります。
酸性洗剤の使い方
酸性洗剤は『混ぜるな危険!!』などと市販のものでも書かれています。
酸性洗剤に他にアルカリ性洗剤などが混ざると・・・・
毒ガスが発生してしまいます。
最悪のケースでは命に関わりますので、酸性洗剤を使用したら、水やお湯で洗い流しをしてから、アルカリ性洗剤を使用するようにしましょう。
アルカリ性洗剤を先に使用している場合も同じです。アルカリ性洗剤を水やお湯で洗い流してから、酸性洗剤を使用するようにしてください。
決して混ぜないようにしてください。
酸性洗剤の使用実例(使い方)
こちらの画像は水道の蛇口です。
先端の赤丸の部分に白いものがこびり付いています。
これがカルシウムとかカルキ汚れと呼ばれるものです。
バスルーム入口にある折れ戸に出ているカルキ汚れです。
ぼかしをいれていますが、黒い部分がカルキ汚れになります。
こうした、カルキ汚れ、水分が固まった硬化した状態のものを酸性洗剤の酸の力で硬化した状態から和らげます。
そうすることで、簡単に汚れを落とす事ができるようになります。
酸性洗剤の種類
ぼくの方でおすすめしているのは、シーバイエスから販売されている酸性トイレクリーナーです。
酸性トイレクリーナー
この画像ですとディバーシーというメーカーになっていますが、今はCXS(シーバイエス)から発売されていています。類似品もありますが、こちらの酸性トイレクリーナーが一番落とすことができました。
酸性トイレクリーナーの評価
なぜかというと・・・・ph1.0以下と強烈に酸性洗剤なのです。
だから、酷いカルキ汚れにも対応しています。
酸性トイレクリーナーの使い方
酸性洗剤の中でもひと際強い酸性洗剤です。
なので、酸性トイレクリーナーを使う時はゴム手など防具を忘れずに。
金属への使用は様子を見ながら(直接酸性トイレクリーナーをかけないなど)使用してください。
基本の使い方は、カルキ汚れにかける、数分後にスポンジなどでこする、水で流す。
これが基本です。
▼販売サイトはこちらからご覧ください
サンポール
サンポールは酸性洗剤で有名です。
昔からのある市販の酸性洗剤ですね。
こちらにも『混ぜるな危険』の文字があるわけです。
サンポールの評価
サンポールのphはというと・・・1〜2
コストパフォーマンスには優れていますが、今出ている業務用の酸性トイレクリーナーがph1以下なので、汚れを落とす業者用としては、イマイチですね。
毎日、自宅でのお掃除に奥様が使うには、とても良い商品ということになりますね。
酸性洗剤サンポールの使い方
原液を直接汚れにかけて数分放置してからスポンジなどでこする。
あたりまえですが、ゴム手袋など防具の着用を忘れないようにしてください。
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ルックトイレの洗剤
いくつも酸性洗剤がありますが、ルックトイレの洗剤は他の酸性洗剤との違いは液の粘度が高いことです。
ルックトイレの洗剤の評価
ルックトイレの洗剤はPH3と酸性洗剤の中でも弱い洗剤です。
粘性を持たせているので、その部分で留まって汚れを落とすのには長けています。
壁面や垂直な面への掃除にはいいかも知れません。
それでも市販ものという感を拭えません。
毎日のお手入れには大活躍してくれます。
ルックトイレの洗剤の使い方
ルックトイレの洗剤の使い方も基本的には、他の酸性洗剤と同様です。
原液を付けて、放置。数分後こすり、水で洗い流す。
これが酸性洗剤の使い方の基本です。
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酸性洗剤のカルキ汚れに付けるとどんな反応になるか知ろう
酸性洗剤がカルキ汚れ・固体を柔らかくすることはわかっていただけたと思います。
しかし、実際にどのような酸性洗剤がどのような反応を起こして汚れがやわらぐのか想像できない人もいるでしょう。
そこで、実験的にカルキ汚れを作りそれを分解したものを画像にしてみました。
この赤マルのなかにある黒いのがカルキ汚れです。
このカルキ汚れに酸性トイレクリーナーの原液をかけます。
少しわかりにくいですが、青いのが酸性洗剤の酸性トイレクリーナーです
すこし発泡しているのですが、わかるでしょうか?
この酸性洗剤を付けた時に発泡するのは、酸性トイレクリーナーだと顕著にわかります。
また、カルキ汚れが大きければ発泡するのがよーーーくわかります。
あとは水を流して、拭き上げれば完了です。
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