ハウスクリーニングの起業で悩んでいる人も多いと思います。ハウスクリーニングの起業は非常に参入しやすい業種です。理由としては、資金が多くかからないことが挙げられます。また、普段から掃除する習慣のある人にとっては日常的な事柄の延長として受け入れやすいということもあります。
ぼくが実際にハウスクリーニングを起業して、実際に悩んだこと。
そして、その解決方法を解説していきます。
ハウスクリーニング起業の悩み10項目
- 1、生活への不安
- 2、道具などの資金調達
- 3、ハウスクリーニング技術への不安
- 4、経理
- 5、白色?青色?申告
- 6、繁忙期と閑散期の差
- 7、駐車場
- 8、締めと支払い
- 9、人間関係
- 10、クレーム対応
この10項目がぼくのハウスクリーニングを起業して悩んだ事です。
それでは1つ1つ確認をしていきましょう。
1、生活への不安
ハウスクリーニング起業をして一番最初に襲ってきたのは、生活の不安というハウスクリーニング経験者は多いと思います。ぼくは、最初にそうしたことが起きないように、週末起業をしてハウスクリーニングがどれくらい需要があるものなのか。ということをリサーチしてからハウスクリーニングの本格的な起業に踏み込みました。
なので、あまり生活の不安を気にすることがなかったのですが、そうは言っても言葉だけでは不安になるし、実際にあなたが生活の不安を感じるかもしれません。
そのようなときには、ぼくのように週末起業から始めて行くのも良いでしょう。土日などに仕事の人は休日起業と言えば良いでしょうか。隙間時間を作り、週末ではなくてもハウスクリーニングを実践して収入をいただく練習をすればいいです。
また、その際にまだ練習段階でお金を頂くのは申し訳ない・・・と思っている方もよくいますが、経験をするのにやらなくては意味がありません。また、どんなに上手なハウスクリーニング経験者でも最初は誰でも初心者でした。
絶対に誰もが通らなければハウスクリーニングは上達しないし、納得するようになってから収入をもらうというのであればそれも良いとは思いますが、一体何年も無給でやれる覚悟がなければ納得のいく仕上がりは手に入れられないと思います。
また、お金をいただいているからこそ、初心者でも丁寧に行い、相手に喜んでもらえる仕上がりにしようとして、ハウスクリーニングの技術も上達するものです。
近道であり、プロとしての自覚を養うためにも是非、週末起業は試しても良いと思います。
生活への不安解決方法
生活への不安はぼくの場合には、週末起業をした際に吹っ切れました。理由は、週末の数日だけ起業したときに稼いでいるハウスクリーニングの金額のほうが本業であるサラリーマンの給料を大きく上回ったからです。
もっと早くに起業すれば良かったとさえ思いました。
なので、まずは1歩動いて見ることで、生活の不安は解決できるのか。どうなのかも見えてきます。まずは行動することをおすすめします。
2、ハウスクリーニング道具などの資金調達
いくらハウスクリーニングの起業が参入障壁が低くても、道具などを購入する資金が非常に高くて驚きました。
色々とプロの道具を見ていると、高いものはそれなりに良いものというのはわかるのですが、ものによってはどうにも手につかないものもありました。
道具などの資金調達の解決方法
そこでぼくは考えました。まぁ最初から使い方もわからないものを買うよりもまずは色々と安いものを試して、それでもどうしても高いものが必要であれば購入すれば良いだけ!
そんなこんなで、ぼくはハウスクリーニングの道具を5万円程度にまで抑える道具の購入方法を見つけました。
毎月買い集めて行くことだったら、あなたもなんとかハウスクリーニング起業ができると思いませんか。
どのようなハウスクリーニング道具を集めたかは、こちらの関連記事をご覧ください。
3、ハウスクリーニング技術への不安
1つ目の項目にも重なるところがハウスクリーニング技術への不安ですね。起業ともなるとベースとなるのが技術でもあります。
ハウスクリーニング起業するのであれば、ある程度の技術が必要と考えるのは当然のことだと言えます。
ぼくも実際にハウスクリーニング起業し始めには、とても不安になり悩みました。しかしそれもすぐに解決しました。
ハウスクリーニング技術への不安に対する解決方法
ハウスクリーニング技術はどんなに頑張っても、今日勉強すれば明日には上達できる訳ではありません。そして、お客さんが求めているものが、綺麗になることだけが目的ではないことがわかるようになってからハウスクリーニング技術への不安は薄らぎました。
もちろん、お客さんからしたら、綺麗になるのが1番です。しかし、それぞれのお客さんにより、お金を払ってまで、ハウスクリーニングをしようと思う気持ち、これはどこから生まれて来るのでしょうか。
実は、小さい赤ちゃんが入れば、ホコリだらけの部屋には居させるわけにはいかない。とは言え育児に追われて掃除もできない・・・・
このような場合に呼ばれて行く場合もあります。なので、そのお客さんが本当に悩んでいる部分だったり、悩みを解消できるようなことをして行くことでハウスクリーニングの技術を補えるものが増えます。
なので、その部分を意識してハウスクリーニングをして行くと良いです。
お客さんの気持ちのわかるハウスクリーニングはやはりお客さんにも伝わります。最初は技術がなくてもその部分を大切に行うことで、上達も早くなるので、意識して行くと良いです。
4、ハウスクリーニングの経理
ハウスクリーニングを起業してからすぐに経理のためにPCに会計ソフトを導入して見たりしましたが、どうにもなりませんでした笑
ぼくはこうした仕事には向いて居ないようです。なのでとても悩みました。
ハウスクリーニングの経理に対しての解消方法
時は金なり!ということで、経理のプロに任せて、ぼくは現場で大いに仕事をすることにしました。経理に対しての支払いももちろんありますが、それでも経理にあてがう時間をハウスクリーニングの現場で頑張る方が効率も良いということで、経理のプロに任せて居ます。
ぼくは税理士さんにお願いして居ますが、社労士さんに依頼する人もいるみたいですね。
5、ハウスクリーニングの集客方法
ハウスクリーニングの集客方法はハウスクリーニング起業して1番の悩みでした。いくらハウスクリーニングの技術を身につけても、お披露目する現場がなければ、どうにもなりません。
なので、ハウスクリーニングの業界だけではなく、どのような業界でも、集客力はとても大事になります。
どのように営業を含め、お客さんを獲得するか。とても悩みました。
ハウスクリーニングの集客方法への解決方法
ぼくのサイトでも紹介していますが、集客方法にはとても力を入れてきました。解決方法としては、インターネットを使った集客方法を主にしています。
その他の方法もぜったいにだめだ!!という訳ではないですが、ぼくは効率的に集客していきたかったので、ホームページを利用した集客方法にしました。
例えば、これがチラシにポストインする集客方法だと、時間が余っている時は、集客に回れますが、そこから仮に仕事がきた場合、ポストインする時間が足りなくなり、自分の首を締めることになります。
そうしたことから、チラシの集客はおすすめできないです。もちろん一番手取り早く感じるのはチラシかもしれませんね。
また、ポストに入れられた人の気持ちから考えても押し売りに近い感じになり地域で活動するにも悪い噂がたつと思いやめました。
集客方法に関する関連記事はこちらからご覧ください。
6、繁忙期と閑散期の差
ハウスクリーニングの起業をして、徐々に進めて行くと、月により売り上げが大きく違うことが目立ちます。他の業種でも同じことが言えますが、ハウスクリーニングは特に繁忙期と閑散期の差が激しいと言われています。
実はこの差を埋めて行くことが、安定したハウスクリーニング起業を成功させるためには重要なことです。繁忙期と閑散期の差を埋める解決方法はあるのでしょうか。
繁忙期と閑散期の差を埋める解決方法
閑散期についてなぜこのような時期があるのか。というところですが、引越しのシーズンであったり、片づけのシーズンなどその他にも時期もののようなことがない月はどうしても閑散期になりやすくなり、仕事量が減ります。
その時に大事なのが、やはり自分のお客さんを持って行くということです。集客方法の部分でも話ましたが、ホームページからお問い合わせが来るようになれば、直接のお客さんが増えるため、売り上げも安定してきます。また、元請けの仕事とは違い、直接やり取りになるので、利益率も改善されます。
そのような部分からも集客が大切だということがわかりますね。
7、ハウスクリーニングでの駐車場問題
駐車場もなかなか止められない場所などがあったりと不安が多かったです。
駐車場はあるものの、現場から遠かったりもします。路上駐車を少しだけした時に駐車違反になったこともあります。都内では、ありえないくらい高いパーキングもありました。
ハウスクリーニングでの駐車場問題の解決方法
これは一概には言えませんが、経費と思い割り切ることです。解決策にはなっていませんが、基本は自分自身で負担するか、元請けやお客さんに負担してもらうかですね。
ご自身のお客さんであれば、ルールを設けておけば、理解してもらえますが、当日いきなり言っても断れると思います。なので、あらかじめに言うことが大切ですね。
元請けがいる場合には、駐車場代が出ない場合もあるかもしれません。ここは地道な交渉ですね。路上駐車で駐禁になり、点数もひかれ、罰金も払いとなると免許も危なくなるし、1度に多額の現金が無くなります。それよりはしっかりと駐車場に止めた方が利口ですね。
また、現場まで距離がある場合もあるでしょう。近くに下ろしてから駐車場まで行くか。台車を準備して、駐車場から現場まで運ぶこともできます。
そわそわしたままで、ハウスクリーニングをしても良い仕上がりにはなりません。
そうした気持ちの上でも駐車場に止めるのは良いことですね。
8、締めと支払い
締めと支払いと言うのは、例えば、元請けのいる仕事をしたとします。月末までの仕事をした支払いは翌月の末に振り込まれるとしましょう。
その場合、1ヶ月間は支払われるはずのお金が入ってこないわけです。
これは結構きついんです。
通常のサラリーマンでもそうですが、これが自分一人でやっているとダイレクトに響きます。また、これが2ヶ月先などと言う場合もあると非常に苦しいですね。
ぼくも実際にありました。この現金が入るバランスはとても大事なのです。
締めと支払いの解決方法
これも集客方法と関連しますが、締めと支払いの間が無い仕事があります。つまり、その日に働いて、その日に支払ってくれる人がいます。
それが、直接のお客さんなのです。
お客さんはその場でお支払いがもらえるので、締めと支払いのことを考えなくても大丈夫なのです。即日で売り上げが入って来るため安心がある仕事先になります。
なので、やはり集客方法はここでも大事だと言うことがわかりますね。
9、人間関係
ここでいう自分自身のお客さんでは人間関係の問題はありませんでした。良いお客さんに恵まれたのかもしれません。
ここで言うのは、元請けや元請けの社員さんとの人間関係などについてです。やはり、元請けがいる仕事では、どうしても元請けとの関係はとても大切ですよね。
そして、ハウスクリーニング起業をして、1番最初に仕事がもらえる確率が高いのは、元請けと言って、仕事を持っている同業者さんであったり、不動産屋さんであったりします。
なので、ここで人間関係を良好にする必要があります。
人間関係の解決方法
人間関係を良くするには、相手の求めているハウスクリーニングをして行くことも1つの解決方法です。なんと言うのでしょうか、元請けにより、ハウスクリーニングの綺麗にしてほしい場所が違う場合が多いです。基本全て綺麗にするのは当然なんですけどね。
なので、相手の喜ぶハウスクリーニングをすること。また、どうしても合わない場合は無理をしないで離れることをおすすめします。
ハウスクリーニング起業をして、あなたのために起業したのに、あなたが人間関係に苦しむと心まですさんできます。そのようなことが少ないハウスクリーニング起業にしたいですね。
また、このようなことを減らすには、繰り返しになりますが、あなたの直接のお客さんを持つことです。
そのためには集客方法と言うことですね。
→ 【初公開】超初心者でも集客できるホームページ型ブログの作り方
10、ハウスクリーニングのクレーム対応
クレーム対応はとても大事ですよね。ハウスクリーニングの起業をしたら、大切にしなくてはならない部分です。しかしそうは言ってもクレームが来ればそれはそれで悩ましいですよね。
そして、クレームがきたら、対応するべきだし、何を言われるのかと精神的にもやられることも多くなりますね。
ハウスクリーニングのクレーム対応への解決方法
クレーム対応を減らすには、ハウスクリーニングの仕事を綺麗にやることです。
こう話すを『いやいや綺麗にやってるけど!!』とおっしゃる人もいますが、それはあなたが満足のいく仕事をしているだけで、お客さんが満足しているかはまた別なのです。
サービス業とも言えるのが、ハウスクリーニングです。
例えばそれなりに美味しいレストランに行ったとします。そこで、店員の態度が怒鳴ってばかりだったり、舌打ちするような店員だったら、どうでしょう?
料理が美味しくてもサービスが悪かったらとてもがっかりするはずです。
店員からしてみれば、しっかり料理は提供しているから良いだろう!!
となります。このようなお店行きたいですか?
ハウスクリーニングでも同じことが言えます。
作業は早くて綺麗だとしても、道具は床に転がり落ちていたり、服装が汚かったりしたら、サービスの部分がクレームにだってなります。
また、綺麗にハウスクリーニングが仕上がっていたとしても、靴下が汚れていたりとかしたら、お客さんからしたら、『ハウスクリーニング業者なのに汚して帰った』となるわけです。
ハウスクリーニングの技術やサービスの部分にも細心の注意をはらいたいところですね。それでもたまにお客さんにクレームをもらう時があるかもしれません。
お客さんのパターンにもいくつかタイプがあることが見えてきますので、経験をさせてもらっているという気持ちでクレーム対応をすることで、あなたのスキルも上がるでしょう。
また、クレームに対してしっかりと行なったことで、お客さんがリピーターになってくれることもあります。ピンチはチャンスです。
誠実に対応して行きましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、ハウスクリーニング起業してわかった10個の悩みと解決方法について解説しました。
10個の悩みは・・・
- 1、生活への不安
- 2、道具などの資金調達
- 3、ハウスクリーニング技術への不安
- 4、経理
- 5、白色?青色?申告
- 6、繁忙期と閑散期の差
- 7、駐車場
- 8、締めと支払い
- 9、人間関係
- 10、クレーム対応
でした。
解決方法としてまとめておくと・・・
- 実績のあるひとの方法を真似する
- 集客方法はハウスクリーニングでは大事
- あなたに直接のお客さんを増やす
- クレーム対応は誠実に行う
このようなことです。
ハウスクリーニング起業の関連記事はこちらからご覧ください。
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