エアコンクリーニングを行ってお客さんから『エアコンが故障したみたいなんですけど、エアコンクリーニングの失敗ではないですよね・・・?』
このような経験をしたことはありませんか?
対処方法と対応はどうされていますか?
実際にエアコンクリーニングをしたために故障した可能性もあります。
エアコンクリーニングが原因ではない場合もあります。
まずはエアコンクリーニングの故障の状態はどのようなことがあるのでしょうか。
ハウスクリーニングで平均月利益112万円の『カンピカ』ブログの管理人の大久保が解説させて頂きます。
特にエアコンクリーニングを始めたばかりの業者さんや独立開業・起業を目指している人にみていただきたい記事になります。
- エアコンクリーニングの故障の状態
- エアコン室内機が故障時の『対処方法』と『対応』
- エアコン室外機が故障時の『対処方法』と『対応』
- エアコンのリモコンの反応がなく動かないときの『対処方法』と『対応』
- エアコンのリモコンの故障確認方法
- エアコンは起動するが水がエアコン室内機本体から漏れるときの『対処方法』と『対応』
- エアコンから冷気が出ない故障時の『対処方法』と『対応』
- エアコンクリーニング後、風が弱まった故障時の『対処方法』と『対応』
- 自動開閉ルーバーが故障したときの『対処方法』と『対応』
- 点滅ランプなどがついて故障を知らせているときの『対処方法』と『対応』
- 富士通(FUJITSU)自己故障診断
- SHARP(シャープ)故障診断ナビ
- Panasonic(パナソニック)故障確認と対処方法
- 東芝のエアコン故障診断
- 日立(HITACHI)のエアコンよくある質問
- ダイキンのエアコンのサポートセンター
- 三菱重工製故障エラーコード一覧
- 三菱電機自己診断・故障対応・対処確認
- エアコンクリーニングでの故障を避ける為の対応
- 故障しないように事前確認をおこなう
- 故障しないように事後確認をおこなう
- 年式の確認
- 故障の可能性確認
- ロボット式は各工程ごとで画像を撮る
- 故障に備えてビジネス保険に入る
- まとめ
エアコンクリーニングの故障の状態
- エアコン室内機が動かない
- エアコン室外機が動かない
- エアコンのリモコンの反応がなく動かない
- エアコンは起動するが水がエアコン室内機本体から漏れる
- エアコンから冷気が出てこない
- エアコンクリーニングをした後から風が弱まった
- 自動開閉ルーバーが開かない
- 点滅ランプなどがついて異常を知らせている
このような症状が考えられるのではないでしょうか。
エアコンクリーニングの失敗が原因でそうなる場合と複合的な場合とまったくエアコンクリーニングは関係ない場合があります。
エアコン室内機が故障時の『対処方法』と『対応』
エアコンクリーニングで電装部を濡らしてしまった場合やその他のエアコンクリーニングには関係ない部分での原因がある場合があります。
- エアコンの電源は入っているのか。
- ブレーカーはエアコンクリーニング後に復旧したのか。
- リモコンの電源は切れていないか。
このようなことを確認しましょう。
エアコン室外機が故障時の『対処方法』と『対応』
エアコンの室外機のファンは通常回転していないと送風と冷気は送られなくなります。
主である電源は室内機から送られるので、
- エアコンの電源は入っているのか。
- ブレーカーはエアコンクリーニング後に復旧したのか。
こちらか必ず確認しましょう。
エアコンのリモコンの反応がなく動かないときの『対処方法』と『対応』
リモコンの故障というか反応がない原因をみていきましょう
- 電池切れ
- LEDがダメになっている(電波が飛ばせなくなっている)
- 室内機のコンセントが入っていない
- ブレーカーが上がっていない
- エアコンクリーニングかその他の理由で壊れた
室内機のコンセントとブレーカーの確認をします。
ここで問題がなければ、電池orLEDがだめになっているかです。
エアコンのリモコンの故障確認方法
携帯・スマホのカメラを起動します。
*残念ですが、iPhoneはこの確認方法は使えませんでした。
カメラ画面を覗くと下の図のようになっています。
冷房や除湿ボタンなどを押します。
上の画像のように動けばリモコンは正常です。(肉眼では見えない光です。)
全く反応しない場合は新しく電池交換をしてください。
新しく電池交換したのに、LEDが携帯を覗いても点滅していない場合はリモコンの故障の可能性が高いです。
エアコンは起動するが水がエアコン室内機本体から漏れるときの『対処方法』と『対応』
- 室内機本体の傾斜がエアコンクリーニングの際にズレて排水側に傾斜していないため
- エアコンクリーニングでドレンホースに流れたゴミがつまり逆流してきたため
傾斜に関しては、外側のカバーを外す時に少し揺らしたり、室内機が天井スレスレに設置されてしまっている場合などにズレてしまうことがあります。傾斜を確認すれば、水漏れは防げます。
ドレンホースとは室外機や外に流れているジャバラ(白かアイボリー)のホースのことです。
この中にゴミがたまってしまう為に逆流することがあります。
カナブンなどのムシが詰まってしまい、そのまま塞いでしまっている場合もあります。
エアコンクリーニング業者さんは水抜き(ドレン抜き)を必ずしましょう。
これを怠るとエアコンの真下のテレビがエアコンの水がこぼれて壊れたなどの大きな問題にも発展しかねません。
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エアコンから冷気が出ない故障時の『対処方法』と『対応』
- 電源が入っていない
- 設定が暖房になっている
- 設定が送風になっている
- 室外機が故障している
- エアコンプレッサーのガスが少なくなっている
などが考えられます。
リモコンなどの確認は必ずしてください。
エアコンから冷たい風を送るには、室外機にある冷気に変わるガスを巡回させる必要があります。
このガスは永年持つものではなく徐々に減ってきてしまいます。
その為、長く使っているエアコンはこのガスが無くなり、冷却出来なくなっている場合があります。
これは車でも同じことが起きます。
なので、エアコンクリーニングでせっかく綺麗になってもガスが無い状態のエアコンをエアコンクリーニングしても意味がありませんね。
エアコンクリーニング後、風が弱まった故障時の『対処方法』と『対応』
エアコンクリーニング完了後に風が弱まる場合があります。
その場合には、室外機の不具合、室外機の故障などが考えられます。
自動開閉ルーバーが故障したときの『対処方法』と『対応』
設置の不備や設置の際破損して噛み合ないなどが考えられます。
作業前前後で確認をしておくとトラブルが減ります。
点滅ランプなどがついて故障を知らせているときの『対処方法』と『対応』
点滅ランプの原因などは様々なこと、メーカーによっても異なります。
各社メーカーのエアコントラブルのページにリンクしてありますので、参考になさってください。
富士通(FUJITSU)自己故障診断
「運転」ランプと「タイマー」ランプの点滅、またはエラー番号(サービスコード)から故障状況を診断します。
エアコンクリーニングでの故障が全てではありませんが確認していくには良いでしょう
▲出典:富士通ホームページ
SHARP(シャープ)故障診断ナビ
シャープエアコンの故障と思われる症状を確認することで、原因を追求していきます。
エアコンクリーニングでの故障が全てではありませんが確認していくには良いでしょう。
▲出典:シャープホームページ
Panasonic(パナソニック)故障確認と対処方法
パナソニックの故障かどうかの確認と対処方法が確認できます。
エアコンクリーニングでの故障が全てではありませんが確認していくには良いでしょう。
▲出典:パナソニックホームページ
東芝のエアコン故障診断
東芝のエアコンの故障かどうかの確認と対処方法が確認できます。
エアコンクリーニングでの故障が全てではありませんが確認していくには良いでしょう。
▲出典:東芝ホームページ
日立(HITACHI)のエアコンよくある質問
日立(HITACHI)のエアコンの故障かどうかの確認と対処方法が確認できます。
エアコンクリーニングでの故障が全てではありませんが確認していくには良いでしょう。
▲出典:日立ホームページ
ダイキンのエアコンのサポートセンター
ダイキンのエアコンの故障かどうかの確認と対処方法がダイキンのホームページ内で確認できます。
エアコンクリーニングでの故障が全てではありませんが確認していくには良いでしょう。
▲出典:ダイキンホームページ
三菱重工製故障エラーコード一覧
三菱重工製(家庭用)のエラーコード一覧表です。
エアコンクリーニングが原因でエラーコードになるわけではありませんが、確認用としてみるのは良いでしょう。
▲三菱重工冷熱株式会社ホームページ
三菱電機自己診断・故障対応・対処確認
三菱電機製のエアコンに異常があった場合や点滅・エラーコードなどが現れた場合の診断にお役立てください。
エアコンクリーニングが全ての原因ではありませんが、確認用として見るのには良いでしょう。
▲出典:三菱電機ホームページ
エアコンクリーニングでの故障を避ける為の対応
- 事前確認をおこなう
- 事後確認をおこなう
- 年式の確認
- 可能性の確認
- ロボット式は各工程ごとで画像を撮る
- ビジネス保険に入る
このようなことをおこなうだけでもエアコンクリーニングでの故障なのかどうなのかと言った部分も明確にできます。
故障しないように事前確認をおこなう
エアコンクリーニングの作業前に立会いでエアコンは正常に動くのか冷風は出ているのかなどを確認する
故障しないように事後確認をおこなう
エアコンクリーニングの作業後に立会いでエアコンは正常に動くのか冷風は出ているのかなどを確認する。
チェック表などを作成してサインなどをもらうとより良いでしょう。
年式の確認
作業前に年式の確認はしておいた方が良いです。
10年前後でメーカーから部品の在庫がなくなることがあります。
故障の可能性確認
10年を越えたエアコンクリーニングをおこなう時にお客さんに最悪の事態を説明しておいた方が良いです。
壊れる可能性・冷風がガスが抜けて出なくなる可能性(偶然なのかこうしたケースもある)なども含めてお話をしておくと良いでしょう。
ロボット式は各工程ごとで画像を撮る
ロボット式は多くなりましたが、行程をまとめて画像にしておくと大変便利だと思います。
勿論、画像を撮る際には、お客様のご自宅ですので、予め許可をとってください。
故障に備えてビジネス保険に入る
ビジネス保険に入っておくことで不測の事態に備えられます。
エアコンクリーニングをおこなうならばビジネス保険は必要です。
まとめ
【エアコンクリーニング】で故障が起きた時の『対処方法』と『対応』について解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
エアコンクリーニングは出来ればカビが発生するので、毎シーズン行いたいですが、通常3年に一度位の頻度で依頼がきます。
時には10年近くエアコンクリーニングをしていないお宅もあります。
そうした中でもお客さんはお金を払いエアコンクリーニング業者を依頼するわけです。
ぼくたちエアコンクリーニング業者はそうしたことも、考えながら、エアコンクリーニングを失敗して故障させないように対応していきたいですね。
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