【掃除屋】のアルカリ性洗剤の種類と使い方【プロの口コミ評価】

ハウスクリーニング『作業方法』
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スプレイヤーのテクニック

スプレイヤーとは、霧吹きのことです。

スプレイヤーの中に水またはお湯とアルカリ性洗剤を入れて掃除をしていきます。

この時に汚れに直接アルカリ性洗剤をかけるだけが掃除方法ではありません。

広い面積で全体が汚れている場合には、スポンジやウエスにアルカリ性洗剤を付けて広い面積をなぞります。

すると直接広い面にスプレイヤーでかけると液ダレを起こすことがありますが、そのような失敗がなくなります。

また、通常掃除の基本は上から下に行いますが、スプレイヤーをかけるときに、下から上にスプレーすることで液ダレを起こしにくくする効果もあります。

ただし、そのあとにすぐスポンジなどで全体を馴染ませるようにするほうが、間違いなく失敗に繋がりません。

次にアルカリ性洗剤の種類について解説していきます。

 

アルカリ性洗剤の種類

アルカリ性洗剤の種類の中でもプロが使っているアルカリ性洗剤を順不同で並べていきます。

  • グリラーNEO(横浜油脂)
  • 苛性ソーダ
  • 重曹
  • ブレークアップS(ジョンソン)
  • グリドル(ジョンソン)
  • スーパーブレークアップ(ジョンソン)
  • マジックリン(花王)
  • パワークリーナー(花王)
  • ケミフォーム(ニイタカ)
  • ニューケミクール(ニイタカ)
  • ヨゴレトレール(サラヤ)
  • グリスト1200(リンレイ)
  • タフナー(ライオン)
  • グリースサットル(ライオン)
  • 油脂専用クリーナ(ペンギン)
  • プロギア2000(ペンギン)
  • グレートワン(つやげん)
  • 動植物油脂クリーナー(つやげん)
  • レンジクリン(ユーホケミカル)
  • ポリーズキッチンクリーナ(ユシロ)
  • 油用ピア
  • ワックス剝離材を代用

とこれだけの種類のアルカリ性洗剤が存在します。

その中でもぼくのおすすめは、横浜油脂から発売されている『グリラー』です。

ぼくは、ブレークアップSやグリドルも使用しましたが、一番しっくりきたのがグリラーでした。

落としたい時に油汚れを落とせる。

そして、つけ置きに関しては、繰り返し使えるので、とても便利です。

 

グリラーNEO(横浜油脂)

関連記事でアルカリ性洗剤グリラーNEOについて解説しています。

⇒ グリラーNEOの詳しい使い方!【実践編】アルカリ性洗剤の用途

 

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超強力油脂洗浄剤 グリラーNEO 4kg
超強力油脂洗浄剤 グリラーNEO 10kg
超協力油脂洗浄剤 グリラーNEO 20kg

苛性ソーダ

劇薬物なので、お取り扱いには十分に注意してください。

また、許可証が必要な場合などもありますので、直接販売店とお話をされることをおすすめします。

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ユニット 特定化学物質標識 苛性ソーダ 81512A

あくまでも自己責任で購入してください。

重曹

重曹を使う掃除屋が居るのかは疑問ですが、エコな掃除はできます。

重曹の使用方法としては、時間をかけてじっくり汚れを浮かせる。

そのような用途ではないでしょうか。

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自然にやさしい重曹 お徳用(1kg)

ブレークアップS(ジョンソン)

ブレークアップSはとても扱いやすいアルカリ性洗剤です。

しかし、酷い油汚れの時に、ブレークアップSよりもよく落とせたのがグリラーでした。

ブレークアップSは、掃除屋さんを開業したばかりの人には扱いやすいと思います。

 

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ブレークアップS 5L サイズ:5L 

ブレ-クアップS 18L 

グリドル(ジョンソン)

グリドルの使い方は、原液〜2倍希釈程度です。

最も効果をだす温度は70~90℃です。

2倍希釈までなので、あまりコスパは良い感じではないですね。

 

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グリドルクリーナー 5L (T30153) 1本 シーバイエス 洗浄剤 

スーパーブレークアップ(ジョンソン)

焼き付いた油汚れお得意としているスーパーブレークアップです。

粘性のアルカリ性洗剤なので、浸透度が良いです。

基本原液使用です。

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スーパーブレークアップTG 600ml

 

マジックリン(花王)

昔からあるアルカリ性洗剤ですね。

マジックリンの使い方は・・・

 

原液使用で汚れが酷い場合は5分つけ置きにする様です。

うーん。いまいちプロの洗剤という気がしません。

コスパも原液のみなので、よいとは言えませんね。

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花王プロフェッショナル マジックリン 除菌プラス 業務用 4.5L

パワークリーナー(花王)

パワークリーナーは以前までパワーマジックリンと呼ばれていました。

 

マジックリンの強烈版と思ってもらえれば良いです。

マジックリンよりも強力な油汚れに対応できます。
汚れによって適度に薄めて使用することも可能です。
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花王業務用 パワークリーナー4.5L

ケミフォーム(ニイタカ)

ケミフォームの使い方はスプレーで発泡するので、その泡が汚れを分解してくれます。

 

ケミフォームの泡は他の泡と比べて、粘性があるのか、汚れにへばりついてくれます。

原液での使用となっていますので、コスパに欠点があります。

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ニイタカ ケミフォーム 4kg

ニューケミクール(ニイタカ)

希釈も90%水で10%ニューケミクールという希釈で使えるので、コストパフォーマンスに長けています。

当然強力な汚れには原液で対処してみてください。

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【送料無料】油汚れ用強力洗浄剤ニイタカ ニューケミクール 20kg

ヨゴレトレール(サラヤ)

ヨゴレトレールの使い方はスプレーなどで吹き付けた後に、5~10分放置します。

その後にスポンジなどでこすります。

 

汚れがそこまで酷くない時には5倍に希釈して使用できます。

適温は50~60℃で使用すると効果的になります。

20Lの販売している物をみると1万円を越えるので、単価が少し高い感があります。

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サラヤ ヨゴレトレールR 3kg

グリスト1200(リンレイ)

グリスト1200の使い方は・・・

 

汚れにより5~60倍に希釈できるので、非常に経済的なアルカリ性洗剤です。

また特徴としては、低発泡なので、使い勝手が良いアルカリ性洗剤です。

こちらは60倍希釈までできるので、コストパフォーマンスに優れていて良いですね。

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リンレイ グリスト1200(18L)【業務用キッチン厨房回り天ぷら油汚れ用洗剤(植物油用】

タフナー(ライオン)

アルカリ性洗剤のタフナーの使い方です。

原液~20倍希釈で使用します。

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タフナーR 4kg

グリースサットル(ライオン)

アルカリ性洗剤サットルの使い方

原液~20倍に希釈して使用してください。

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グリースサットル【5kg】強力アルカリ洗剤

油脂専用クリーナ(ペンギン)

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プロギア2000(ペンギン)

アルカリ性洗剤のプロギア2000の使い方

原液〜40倍希釈

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ペンギンワックス プロギア2000S  4L 

グレートワン(つやげん)

アルカリ性洗剤グレートワンの使い方

原液〜50倍まで希釈可能

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床洗剤 業務用 鉱物油,動植物油用 つやげん グレートワン 18L(1缶) 送料無料

動植物油脂クリーナー(つやげん)

動植物油脂アルカリ性洗剤グレートワンと同じ扱いになっていたので、そちらからご覧ください。

レンジクリン(ユーホケミカル)

アルカリ性洗剤レンジクリンの使い方

原液~10倍に希釈して使用します。

コストパフォーマンスはあまり良くないですね。

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ユーホーニイタカ レンジクリン 5L

ポリーズキッチンクリーナ(ユシロ)

アルカリ性洗剤ポリーズキッチンクリーナの使い方

原液~5倍に希釈して使用します。

こちらもコストパフォーマンスはあまり宜しくないですね。
単価も高めです。

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厨房用洗剤 ポリーズ キッチンクリーナー 18L

油用ピア

エコ洗剤として油用ピアは出ています。

油用ピアの使い方

 

油用ピアは粉末なので、クレンザーなどのように使用したり、お湯に溶かして使用するものです。

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ピア公式販売ページ

ワックス剝離材を代用

ワックス剝離材もアルカリ性なので代用が可能です。

希釈も可能なので、床メンテナンスなどが基本の方でハウスクリーニングを行う場合にはわざわざアルカリ性洗剤はいらないよーということですね。

まとめ

いかがでしたか。

【掃除屋】のアルカリ性洗剤の種類と使い方【プロの評価】ということで解説をしていきました。

アルカリ性洗剤は沢山あります。

 

その中でも使いやすいもの。

コストパフォーマンスの良いものを選ぶとより良いですね。

一気に大きいサイズを購入して使い勝手が悪かったら困るので小口のものがある場合には、そちらから試して見ましょう。

また、中性洗剤じゃないと絶対ダメだ!

 

と言っている人もいますが、お客さんがそう求めているのであればそれで良いと思います。

お客さんがどうしても落として欲しいの望んでいるのに、『うちはアルカリ性洗剤は使わない事にしているのです!』ではお客さん目線でもなんでもありません。

まずは、お客さんが望んでいる掃除をおこなうことが掃除屋の役目だとぼくは思っています。

それでは最後までありがとうございました。

コメント

  1. だい より:

    遅くにすみません。質問をしたいので私の疑問を書きました。
    私は食品工場で働いています。
    コンベア式の業務用のオーブンを使っているのですが、オーブンに使う鉄板が何年も掃除をしていないためベトベト油と焦げで層になって真っ黒で汚いので洗浄剤スプレーをかけてたりお湯と洗浄剤を入れて20~30分つけおきしてスクレーパーでガリガリしてますがなかなか固くて取れません。いい方法がないかと思い検索をしたらこの記事にたどりつきました。もっと簡単に出来るいい方法はないでしょうか? 
    職場で使っているのがヨゴレトレールFⅡを使っています。

    • 大久保 より:

      だいさん

      ご連絡ありがとうございます。
      ヨゴレトレールFⅡは使用したことがないので、よくわかりませんが、検索して見たところ希釈率が20~40倍となっていました。
      マニュアル通りに行うのであれば、20倍程度で行い、お湯も熱湯ではない方が落ちるかもしれません。
      検索で、適正温度などの記載も見当たらなかったのですが、グリラーと言う洗剤を参照にしていくとすれば、40〜50度が適正の温度になります。
      理由は、グリラーの成分がこれ以上の温度だと気化してしまうためです。
      ヨゴレトレールFⅡはどうかわかりませんが、そうした理由から落ちにくいのかもしれません。
      また、汚れの層が酷い時には、界面活性剤がヨゴレトレールFⅡに使用されているのであれば、表面だけに反応して奥の層には届いていないので、金タワシなどで、素地を傷つけないように、全体に焦げを削ってからつけ置きをされて見てはいかがでしょうか。

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