こんにちは。大久保です。
今回は窓ガラスと窓枠の技術でハウスクリーニング楽にする!ということで解説をしていきます。
窓ガラスと窓枠のハウスクリーニング技術
マンションやアパートでハウスクリーニングを1R(ワンルーム)丸ごと行うとします。
角部屋の場合、外に面しているのが2面になる場合があります。
その場合には、窓枠が何ヶ所か増える時があります。
角の部屋の特徴で作業自体も窓の枠が多い為、時間がかかります。
ハウスクリーニングの技術が身に付けばそこまで苦労しなくなりますが、ハウスクリーニングを始めたばかりだと、この窓枠が1枠増えただけで、時間がかかってしまいます。
シャワーホースが使える場合
シャワーホースが使える場合の窓ガラスと窓枠の清掃方法ですが、その前にシャワーホースが使える場合。
この条件に合う立地があります。
- 建物の1階の清掃
- 建物の2階の場合でも、ベランダが完全防水になっている。
- 建物の2階の場合でも、水をかけても車や荷物など障害がない時
上の3つの条件の場合には、シャワーホースを使って窓ガラスと窓枠の清掃が可能です。
この時の注意点としては、2番目の・・・・建物の2階の場合でも、ベランダが完全防水になっている。
この場合に建物自体が完全防水や水の流れる経路ができていると思いこむと大変な事になります。
1階の住人が洗濯物を干していてビチョビチョにしてしまったり、泥を1階におとすことになる場合もあります。
水を少しの量の流して、確認するのがいいでしょう。
慣れてくると、『ここは水が使えないなぁ』とわかってきます。
シャワーホースが使えない場合
窓ガラスと窓枠を清掃するのに、シャワーホースが使えない場合は上記でも説明しましたが、もう一度おさらいしましょう。
- 建物の1階の清掃
- 建物の2階の場合でも、ベランダが完全防水になっている。
- 建物の2階の場合でも、水をかけても車や荷物など障害がない時
この条件にあてはまらない場合にはシャワーホースはつかえません。
なので、バケツに水やお湯をくんで作業を行います。
窓枠・窓ガラスの上から下へ掃除すること
掃除の基本ですが、窓枠と窓ガラスの掃除を行う場合にも上から下へ掃除をすることが基本になります。
部屋の内側と外側はどっちから掃除する?
これは生活するのは当たり前ですが、部屋の内側ですよね。
結論からいうと外側から清掃した方が効率が良いです。
たとえば内側の窓ガラスから清掃した場合。
内側の汚れを全て流していきます。
外側を洗い流した時にまた、内側に汚れが入ってきます。
なので、外側から清掃する方が効率が上がります。
窓枠と窓ガラスを早く終わらせるコツ
ぼくの方法として、窓枠や窓ガラスを早く終わらせるコツがあります。
これは技術でもなんでもなくて、洗剤を極力使わないことです。
え?とおもうかも知れませんが、理由があります。
特に古い建物になると、窓枠が白い枠であったり、黒い枠になっています。
汚れが落ちにくい時に洗剤をつけて掃除します。
そうすると窓枠の色が剥がれて窓ガラスに色が移ります。
これはアルミの表面の皮膜が剥がれたためです。
通常、アルミは腐食しやすいので、塗装ではなく『アルマイト処理・アルマイト印刷』というものを行います。
『アルマイト処理・アルマイト印刷』とは・・・・
化学反応でアルミに凹凸を作り、その凹部にアルミ専用の染料を含ませ、封孔(ふうこう)という熱処理をおこないます。
その封孔をすることで、塗料が剥がれにくくなります。
しかし、このアルマイト処理やアルマイト印刷は紫外線や塩に弱いのです。
つまり海岸が近い立地や日当りの良い立地にはめっぽう弱いのです。
表面の封孔処理もそのことにより剥がれると、コーティング部分がないようなものです。
つまりは塗料が剥がれます。
なので、洗剤をつかうと窓ガラスに移り、落としにくくなるのです。
だからなるべく洗剤を使わないと綺麗に早く仕上がります。
覚えておくととても便利です。
今回はハウスクリーニング楽にする!窓ガラスと窓枠の技術について解説をしてきました。
その他のハウスクリーニングの方法などはこちらからご覧ください。
⇒ 0からの始めるハウスクリーニング起業(カンタン独立方法)
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