空室プロ技やり方1,清掃できるものを外す
空室清掃するのにまず大事なのはやり方・段取りです。
段取りができないとやり方がわからずに、あっち行ったり、こっち行ったりになり空室が1R(ワンルーム)だとしてもまるまる一日かけても終わらないなんてこともあり得ます。
そこで段取りとして空室清掃のプロが行うやり方として、備品の取り外しです。
取り外せる備品
- 排水溝のフタ
- 排水トラップ
- 通気口のカバー
- 換気扇フィルター
- シロッコファン
- 魚焼きグリル
- コンロの足
このほかにもありますが、排水溝のフタや排水トラップなどを取り外します。
排水トラップとは、下水の臭いが部屋の中に充満しないようにフタがしてあるものです。
画像のように水のなかでフタのような役割を果たしています。
キッチン排水トラップの取り外し
防水パンの排水トラップの取り外し
通気口などの取り外し
バスルームの排水トラップの取り外し
その他にも、洗面所の排水トラップや各室に電球などがあれば電球カバー・トイレやバスルームの換気扇カバーなども取り外しておきます。
これが空室清掃でのプロのやり方です。
そしてあらかじめ次亜塩素酸ナトリウムをスプレーしておきます。
次亜塩素酸ナトリウムは漂白をしてくれるので、ここでつけおきなどをしておくと汚れをゴシゴシと落とす事無く後から水洗いをして拭き上げる程度で汚れを落とせます。
なので、ここで最初にこうした備品を取り外しておくのがプロのやり方になります。
次亜塩素酸ナトリウムを使っていない人は、キッチンハイターなどのハイター系を使用しても良いです。
ただし時間がかかるので、2時間位はつけおきをするイメージでおいておくと良いでしょう。
このついでにトイレのタンク内部にカビが発生していることが多いので、同じく次亜塩素酸ナトリウムをスプレーしておくと、あとから水で洗い流すだけで殆どの汚れを落とせます。
次亜塩素酸ナトリウムの使い方についての関連記事はこちらからどうぞ
⇒ フランチャイズに勝負!次亜塩素酸ナトリウムの使い方!大手に負けない個人店になる!!
これと同時平行で行いたい備品外しが、油汚れになっているものです。
換気扇のフィルター
そのほかにも換気扇の内部にあるシロッコファンと言い蝶ネジで止まっているものがあります。
こうしたものも、簡単に外れますので、最初は取り外しに一苦労するかも知れませんが、やり方を覚えれば簡単ですので、練習しながら外し方を覚えて行きましょう。
魚焼きグリルやコンロの足の取り外し
キッチンでは魚焼きグリルやコンロの足なども取れますので、取り外しておきましょう。
これらは、水漏れしない長方形の箱などがあれば、その中に油で汚れた備品をいれて、ぼくのやり方だとグリラーで油汚れを落としていきます。
別にグリラーでのやり方である必要はありませんが、ダントツで使いやすいのでぼくはプロ用品としてグリラーを使うやり方を選んでいます。
グリラーの使い方はこちらの関連記事からどうぞ
⇒ グリラーNEOの詳しい使い方!【実践編】アルカリ性洗剤の用途
グリラー以外で油汚れを落とすやり方を考えるならば、アルカリ性洗剤を選定してください。
中性洗剤はエコで良いですが、落とせる汚れも落とせない場合があります。
なので、状況によりそうした選択肢・やり方を持っておく事も良いでしょう。
この他にも空室清掃ではエアコンクリーニングがある場合があります。
その場合にも、エアコンフィルターや室内機の外部カバー・ルーバーなどを取り外しておくのが良いでしょう。
カビが付いている場合には『次亜塩素酸ナトリウム』をベランダやバスルームでスプレーしておくと後で洗い流すだけで済みます。
タバコのヤニなどがエアコンに付着している場合のやり方は、グリラーなどのアルカリ性洗剤をスプレーしておき、綺麗にながしてから、次亜塩素酸ナトリウムで漂白が良いでしょう。
次は清掃プロ,清掃のやり方について
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